長きにわたり探してきた道は、天から降りてくる梯子を一歩一歩上っていくことだった。
◇
人喰ひの
熊は撃たれて
波白し
湖畔さまよふ
二頭の子熊
子熊らの
人のテントを
覗きゆく
母探すさま
哀れなるかな
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