長きにわたり探してきた道は、天から降りてくる梯子を一歩一歩上っていくことだった。
石くれてゆく
Chabrier : España シャブリエ 狂詩曲「スペイン」◇石くれてゆくぬるき水に手足のばして浮く蛙憎くもあれば石くれてゆく ◇
季節
Shostakovich - Festive Overture (KBS Symphony Orchestra) ☆襟よりも白き梅指す一年生 ☆
白梅
Barenboim - "El amor brujo" (Danza ritual del fuego) Falla梅の木に嗅ぎ寄る御髪蝶結び
蝶々先生
ショパン「幻想即興曲」 羽田健太郎☆蝶々先生 新学期になって、新しく担任になった若い先生が、教室に入ってくるなり、「おお、花の香りがする。春だなあ」 そう言って、深呼吸しながら窓辺に歩み寄っていった。女の子たちがそれを見てくすくすっと笑った。先生は笑った女の子たちの方を振り返ると、「なあんだ、香水... 続きをみる