korekarayukumitiのブログ

長きにわたり探してきた道は、天から降りてくる梯子を
一歩一歩上っていくことだった。



そよ風に飼はれ鶯なきやまず


枝に留まる鶯には
花や青葉が靡いて
一時も心安まるときがない
そよ風が右から吹いても
左から吹いても
鶯はその真ん中に立っていることになる

これでは鳴かないわけにいかないよ
鳴き声が止むのは
花びらが喉に張り付いたときだけ




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